[コミック雑誌版]新選組凄春記第10話について

[コミック雑誌版]新選組凄春記第10話

“幕末、夜明け前の若者をかき立てた夢の数々と翻弄された若い命―…”――新選組筆頭局長・芹沢鴨。
狼藉の限りをつくす凶悪さで新選組の名を貶めてきたのだが、おとなしい人格者の一面、幼女と遊ぶ無邪気な一面をも持ち合わす…まるで一つの肉体に二つの魂でも宿っているかのように見えるのだが…。
なぜ人はそこまで凶暴になれるのか。
なぜ凶暴な人間に大義や優しさが宿るのか? 新選組隊士、人間性の真実!? “大阪新地の遊女・和泉とささらが繰り広げる、男と女の究極の駆け引き!”――新町にミノやんが戻ってきた! 一代で身代を築き、三十年前は太夫を総揚げなんてハデな遊び方をしていた神津屋ミノ吉は、当時太夫を張ってたお久米ババア(野秋太夫)の客だったが、身代が傾きとうとう揚げ代を踏み倒したのだ。
それを聞いた和泉は、「オッサン新町の女ナメすぎ。
まずは踏み倒しグセ治してもらおか」と神津屋の持っていた風呂敷包みをささらに持ち逃げさせた。
そして、仕掛けた大騒動…!?“天下取りは戦国食にあり! 武将の食に学ぶ”――古くは神武天皇が米から飴を作ったとされる神事が行われた。
また天下人には酒豪より甘党が多かったという…日本人ほど甘味に親しむ民族はいないのである。
甘いも辛いもたしなまねば、天下はとれませぬぞ!! 「英雄飴を好む?」の巻。
“人生いかに生きるべきか!? 異色列伝・無名の人々!”――徳川三代家光の時代、大老職となった若狭国小浜十二万三千石の藩主・酒井讃岐守忠勝の江戸藩邸へ今、活きた鯛が運ばれようとしている。
活鯛は一枚六十両、これを三枚…下級武士なら五十人分一年間の給料に相当する。
忠誠を装い、私服を肥やす君側の奸あり! 若君への活鯛購入は何を示しているのか!? かくて弥右衛門の肉体は没したが、後世の劇画家によって、その魂は復活した!!“風雲児史観で描く!”――密命を帯びて日本から消えた近衛兵・松吉! 太郎に伝わる風雲児の秘史とは…。
闇に消え、墓場に埋もれた秘録がある。
そして歴史は、発掘者を待っている…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60008528